Wellisの「めぐるタオル」サービスとは?メリットや利用者の声も紹介

Wellisの「めぐるタオル」サービスとは?メリットや利用者の声も紹介

2024.04.11 | Craftsmanship

毎日使うタオルだからこそ、肌ざわりや吸水性にこだわりたい。でも、タオルの買い替え時期が分からず、いつの間にか薄くなってしまうことや、ごわついたタオルを使ってしまっている……。 そんなタオルにまつわる悩みはありませんか? その悩みを解決してくれるのが、Wellis(ウェリス)の「めぐるタオル」。定期的に清潔なタオルが届くサービスです。 使用済みのタオルを回収・リサイクルすることで、いつでも清潔で肌ざわりの良いタオルを使い続けられます。 高品質な泉州タオルの心地よさを、サスティナブルな形で体験できる「めぐるタオル」は、あなたのタオルライフを豊かにしてくれること間違いなし。 本記事では、その魅力やメリットを詳しく紹介します。   めぐるタオルとは? Wellisの「めぐるタオル」は、使用済みのタオルを回収・リサイクルを自動化し、3ヶ月ごとに清潔なタオルが希望の場所に届くサービス。自動的に新しいタオルが届くので、その都度交換しながら常に清潔で肌ざわりの良いタオルを使い続けられます。  お客さまから回収した使用済みのタオルは、専門のクリーニング工程で丁寧に洗い上げます。この工程では、家庭でのお洗濯では落としきれない汚れや蓄積した洗剤残りなどもしっかりと取り除くことが可能です。 タオル本来の柔らかさと吸水性を取り戻すことができ、リフレッシュされたタオルは、まるで新品のような肌ざわりに。   「めぐるタオル」では、ライフスタイルに合わせて選べる3つのプランを用意しています。 1人暮らしの方にぴったりなシングルプラン、2人暮らしのカップルにおすすめのカップルプラン、そして3人から5人家族に最適なファミリープランです。   ■Wellis Single Planの内容 バスタオル2枚(120cm×60cm)/フェイスタオル2枚(90cm×40cm) ▶️めぐるタオル「Single Plan」   ■Wellis Couple Planの内容 バスタオル4枚(120cm×60cm)/フェイスタオル4枚(90cm×40cm) ▶️めぐるタオル「Couple Plan」   ■Wellis...

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肌や身体のことだけでなく環境にも配慮したWellisの素材へのこだわり

肌や身体のことだけでなく環境にも配慮したWellisの素材へのこだわり

2023.10.25 | Craftsmanship

日々の暮らしの中で必要な”もの”へのこだわりが歳を重ねるごとに増してきた。そう感じるようになりました。その中でも、毎日肌に直接触れるタオルへのこだわりは増すばかり。 タオルは肌ざわりやインテリアに馴染むカラーやデザインも大切だけど、どんな素材で作られ、どのような思いで作り手がつくったのか。そこに視点を当ててみるとタオル選びがさらに楽しくなります。  この記事では、Wellis(ウェリス)のタオルの糸や環境へのこだわりについてご紹介します。 Wellisの糸は全てトレーサビリティが確保されている タオルの原料は綿花(コットン)です。1枚のタオルができるまでには、綿花の栽培から始まり、収穫した綿花を糸にして、糸からタオルを織り、縫製して染色する。という多くの工程を経ています。 肌にも環境にも優しいタオルをお客様にお届けるために、Wellisタオルのコットンは生産者の顔が見えるトレーサビリティーを確保しています。 サスティナブルコットンシリーズに使用されているコットンは環境に配慮した究極のサスティナブルコットンを採用しています。アメリカで栽培されているピマ種とオーストラリアで栽培されているシルクコットンをブレンドした糸です。 ピマ種 Wellisの採用しているピマ種の糸はピマコットンの中でも、より繊維が長く、より強力があるのが特徴です。バクテリを活用したバイオ技術により殺虫剤の使用を約50%削減した環境にも配慮したコットンです。 シルクコットン 白色度が高く、軽くて柔らかく、繊度が高いのが特徴です。ハイテク技術を駆使し、水の使用を世界の綿花栽培の1/3まで減らし、農薬の使用量や散布回数を過去10年以上で70%削減した、自然環境や野生動植物に配慮したコットンです。 ピマ種のさらりとした柔らかさと、シルクコットンの白さとボリューム感ある糸を使用することによって、絶妙な風合いの糸がWellisタオルの『優しく美しい肌ざわり』を実現しています。 Wellis サスティナブルコットン・バスタオル ¥6,600(税込) 商品を見る Wellisがオーガニックコットンを選んだ理由 オーガニックコットンシリーズに採用されているコットンはトレーサビリティが確立されていることに加えて、オーガニックの国際認証を取得したコットンを採用しています。中でも肌に直接触れるパイル部分には、肌に優しい寄り添うオーガニックスーピマコットンを100%使用しています。 オーガニックスーピマコットン 糸の撚りを極限まで甘く仕上げることができ、超長綿ならではの光沢感と、肌に吸い付く ような綿本来の柔らかさを感じられる極甘撚りのオーガニック糸です。 Wellisがタオルケット・ブランケットを開発する際に追及したのは、「夏は暑さのこもらない涼しい快適な睡眠」「冬は温かさを留めることによる快適な睡眠」です。その対照的な使用感を両立させるためには、繊維が長い超長綿であるオーガニックスーピマコットンで作られた極甘撚りの優しい糸が必要でした。糸を極甘撚りにすることによって、繊維の間に空気を多く含むことで調湿性に優れ、そこにタオルの通気性の良さが加わり、季節・気温に応じた性質を持った柔らかな肌に優しいタオルケット・ブランケットが完成しました。 また、パイルとグランド(生地)の糸ともに、加工過程の中では天然の糊によるサイジング、バクテリア漂白、OCS認証に適合した染料を使い、環境に配慮した製造過程で作っています。  Wellis プレミアムオーガニック・タオルケット ¥6,600(税込) 商品を見る タオルだけでなく、隅々まで環境への意識を。  Wellisでは、タオルをお届けする梱包も環境への配慮を考え、ダンボールインダンボールを避けたゴミが極力出ないギフトBOXを作りました。 ダンボール素材を採用したギフトBOXは、小物ケースや化粧BOXとしてリユースできる箔をあしらったとても華やかなデザインです。もちろん、本体BOXと綿花柄の箔はリサイクル可能な素材なので、再生紙としてリサイクル可能です。...

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優美で心地よい日々を届けするライフスタイルブランド「Wellis」

優美で心地よい日々を届けするライフスタイルブランド「Wellis」

2023.10.24 | Craftsmanship

Wellis(ウェリス)は「優美で心地よい日々に〜Graceful touch in everyday moments」をコンセプトに、朝目覚めてから、眠りにつくまでの何気ないシーンの中で、肌に触れるタオルなどのアイテムを中心に揃えたライフスタイルブランドです。 使うたびに心地よさを実感し、しあわせが広がっていくように。晴れやかなひとときが、積み重なっていくように。 そんな想いから、日本が誇る希少な技術を用いた、最高品質のものづくりにこだわり、『優しく美しい肌ざわり』を探求した商品やサービスを通じて、自分の肌と触れ合うたびに、しあわせな気持ちで満たされる「優美で心地よい日々」をお届けしています。 今回は私たちの想いや目指す姿、泉州タオルの職人と共に開発したWellisのタオルの特徴をお伝えしたいと思います。   「Wellis」に込められた想い 朝目覚めてから、眠りにつくまでのくらしの何気ないシーンで、心が満たされ、よりしあわせな気持ちになってもらいたい。 立ち上げた時の想いを、そのままブランド名でも表現したいと考えました。 「Wellis」には、英語の「Well-being」を元に「しあわせが満たされた状態」という意味を込めています。 ふわり舞い上がる軽さ、包み込むやわらかさ、肌になじむ優しさなど、ものづくりのこだわりも感じていただけるように。そんな想いから「Wellis」と名付けました。 今後も真摯に商品づくりに向き合うことで、このブランド名がみなさんのくらしの中でさらに親しみをもっていただけるよう、成長していきたいと考えています。   Wellisのタオルについて くらしをより豊かにする商品の第一弾として『優しく美しい肌ざわり』を追求したタオルを、数年かけて開発してきました。 Wellisのタオルは、タオルの2大産地の1つである大阪・泉州で織られています。泉州は日本のタオル産業の発祥地であり、その歴史は130年を超えるほど。そんな泉州タオルの品質を守り続ける熟練職人と手を組み、市販品では実現できないような『優しく美しい肌ざわり』のタオルを一緒に目指し、さらなる品質向上に取り組み続けています。  今回は、そんなWellisのタオルの特長をご紹介します。   Wellisのタオルの特長 『優しく美しい肌ざわり』を叶える糸 タオルづくりにおいて糸は、仕上がりのやわらかさを左右するとても重要なものです。Wellisのタオルには、環境に配慮したサスティナブルコットンを採用しています。パイルにはピマ種という長い繊維のコットンにシルクコットンという白色度の高いコットンをブレンドしています。『優しく美しい肌ざわり』が叶う秘密は、この糸を、撚る回数が少ない、甘撚り(あまより)にしていること、通常のタオルの1/2の細さの40番手の繊細な糸で織りあげているからです。また、この糸は生産者の顔が見えるトレーサビリティを確保しています。 甘撚りの繊細な糸を使うこと、肌と環境のことを考えた結果、優しい肌ざわりが実現しました。   糸を活かす織りの設計と技術 こだわり抜いた糸をどのように織るか。緻密な織りの設計とそれを実際に織り込む日本最高峰の職人の技術は、この商品において欠かせない要素です。 糸の選定や組み合わせ、パイルの長さや織り込みの密度を何度も試行錯誤しながら設計しました。さらにこの特別な糸は織り込む際にサイジングという糊付け作業が必要になります。 繊細で柔らかな糸にどうやって糊付けするか。ここでも何度もテストを重ね糊に関しては天然素材を採用し、素材にもこだわりました。そして織り込み作業には、職人の繊細な感覚をしっかりと反映できる国内でも希少なイタリア製のレピア式織機を使い、丁寧に織り込んでいます。...

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『極上の肌心地』を大切な人へ。Wellis1周年のご挨拶

『極上の肌心地』を大切な人へ。Wellis1周年のご挨拶

2023.04.15 | Craftsmanship

いつもWellis(ウェリス)のブランドサイトをご覧いただきまして、本当にありがとうございます。多くの方に支えていただき、2023年4月15日、Wellisは1周年を迎えました。私たちは「優美で心地よい日々に〜Graceful touch in everyday moments」というコンセプトのもとWellisを立ち上げました。みなさまの日常の中に、心地良い日々を提供できていたらとても嬉しく思います。 1日の始まりと、終わりに『極上の肌心地』を Wellisのタオルは、「大切な人を包み込みたい」という想いから生まれました。ふわりと舞い上がるような軽さ、肌にすっと寄り添うなめらかさ、離したくないほどのやさしさなど、私たちが追求したのは『極上の肌心地』です。私たちは、130年の歴史を持つタオル発祥の地である大阪 泉州の職人たちと商品を開発しています。泉州タオルは、日本で昔から親しまれていた手ぬぐいを継承しているため、乾きやすさと吸水性の高さが特長です。普段使いのタオルづくりを得意とする泉州の中でも、日本最高峰の技術を持った職人たちとものづくりに取り組んでいます。Wellisのタオルは、泉州タオルならではの後晒し製法で仕上げています。後晒し製法とは、織りの工程の最後に不純物を取り除き、漂白して水洗いする製法のことです。タオルを織る際に使用される糊や、糸にもともと付着している油分などをすべてきれいに取り除くことで、糸本来の吸水性を引き出し、肌触りの良いタオルを生み出します。タオルづくりにおいて糸は、肌心地を左右するとても重要なものです。Wellisでは、究極のサスティナブルコットンからなる特別な糸を使用しています。最高級スーピマコットンの中でもより繊維が長いものと、生産者の顔が見えるトレーサビリティや環境に配慮したコットンだけをブレンドした糸で、甘撚りで毛羽が少なく、ボリュームが出しやすいため、タオルのループも立ちやすいのが特長です。その日の天候などにより、糸のコンディションは日々変化します。Wellisでは、糸の状態に適した状態で織り込めるように、職人の繊細な感覚を反映できるイタリア製のレピア式織機にこだわっています。Wellisで使用している糸は、細くてやわらかい単糸のため、織ることが難しく高い技術力が必要となりますが、レピア式織機を使用することで細かな調整が可能になります。Wellisの『極上の肌心地』は、日本最高峰の技術力、泉州タオルならではの後晒し製法、繊細でやさしい糸、イタリア製のレピア式織機、そのすべてが揃ったからこそ実現できました。 くらしのさまざまなシーンの中で、その肌心地を楽しめるように 1日の始まりと終わりに訪れる肌を包み込むひとときに、しあわせな気持ちになってもらいたい。そんな想いから、私たちは日々の商品開発に向き合っています。 ブランド立ち上げ当初は、バスタオル、フェイスタオル、ウォッシュタオルの3商品のみでしたが、さまざまなシーンで『極上の肌心地』をお楽しみいただけるように、タオルケット、ブランケット、ハンカチタオルなどの新商品も開発しました。 また、2022年11月より新色のボルドーも仲間入り。現在は、やわらかく肌心地もいいナチュラルホワイト、シックで落ち着いた印象のネイビー、洗練された雰囲気のグレー、華やかで上品なボルドーの4色展開です。くらしに馴染む色みなので、インテリアのように色選びをお楽しみいただけます。 タオルは毎日肌に触れるものだから、いつでも清潔で肌心地の良いタオルを使いたい。おろしたてのような肌心地を長く楽しんでいただくために、タオルの定期リフレッシュサービス“めぐるタオル“も開始しました。”めぐるタオル”の定期リフレッシュサービスは、3ヶ月おきにタオルを入れ替え、タオルをクリーニングするというサブスクリプションサービスです。日々のくらしの中で、タオルの肌触りや吸水力は落ちてしまうもの。”めぐるタオル”で定期的にクリーニングすることで、『極上の肌心地』を長くお楽しみいただけます。また、使用済みタオルを新たなライフスタイル商品に生まれ変わらせる取り組みも実施予定。「買い換え時がわからない」「捨てるのがもったいない」などのお客様のお悩みに寄り添うサービスです。私たちは、“めぐるタオル“のサービスを通じてお客様の声に耳を澄ませ、今後も持続可能なものづくりに取り組んで行きたいと考えています。 Wellisの体験施設「Wellis Villa Awaji」もまもなくオープン 現在、Wellisの体験施設「Wellis Villa Awaji」もオープンに向けて準備中。「Wellis Villa Awaji」は国内最大級の一棟貸しのヴィラ施設です。明治時代に建てられた築130年の邸宅をモダンに甦らせた空間で、どこに身を置いてもどこか懐かしさを感じます。Wellis Villa Awajiは1日1組限定、最大20人の方にご宿泊していただけます。Wellisのタオルの4色をテーマにしたお部屋を4部屋と、半露天風呂付きの和室を1部屋、合計5つの異なる部屋をご用意しました。Wellisの世界観を体現した空間の中で、ゆったりとしたひとときをお楽しみいただけます。ビーチが近く、施設内には露天風呂やプール、BBQができる環境も。レストラン棟では腕利きのシェフを招き、淡路島の食材を使った鉄板焼きなど特別なディナーもお楽しみいただけます。Wellisのタオルを発売以降、実際に触って肌心地を体験したいというお声も多くいただきました。 非日常のプライベートな空間の中、Wellisの『極上の肌心地』をぜひ体感しにいらしてください。 これからの取り組みに向けて 現在Wellisでは、「Wellis BABY」の開発を進めています。さらに今後は、タオルだけでなく、皆様のくらしにちょっとした豊かさや、大切な家族や恋人との特別な瞬間をお届けするアイテムを提供していきたいと考えています。日本の最高の技術を用いて最高の品質をお届けすること。地場産業の復興に貢献し、職人の技術を残していくこと。その想いも忘れず、一つひとつの製品づくりにこだわり続けて参ります。これからもWellisにしかできないものづくりに、ぜひご期待ください。みなさまのくらしが優美で心地よい日々になることを願い、心からの感謝を込めて。2023.04.15Wellis一同

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“めぐるタオル”を目指して。地場産業と消費者をつなぐ循環型のものづくり

“めぐるタオル”を目指して。地場産業と消費者をつなぐ循環型のものづくり

2022.10.07 | Craftsmanship

Wellisでは、地場産業と消費者をつなぐ循環型のものづくりを目指しています。 130年以上の歴史を持つ「泉州タオル」の地場産業の復興とタオル職人の技術継承に貢献するため、開発から、製造、販売、引き取り再利用まで、一連の流れに沿って地場産業と消費者をつなぐ新たな循環型ビジネスモデルをデザインしました。 今回は、私たちが目指す循環型のものづくりについてご紹介します。   Wellisが生まれた背景 Wellisのタオルは130年以上の歴史を誇る大阪 泉州で生産しています。泉州地域は日本のタオル産業発祥の地。ですが、廉価な海外産タオルの台頭や、後継者・労働者不足などにより、泉州タオルの生産枚数は減少の一途を辿っています。そんな中、私たちは最高品質のタオルづくりを追求しているタオル職人たちと出会います。彼らは商社・小売企業からの発注に沿ったものづくりを行なっていたため、一般流通で取引される販売価格帯に縛られていて、彼らが持つ高度な技術を生かしきれていない状況にありました。 彼らの希少な技術を生かした最高品質の商品をお客様に直接届けることで、地場産業の収益向上と持続可能性に貢献したい。そんな思いから、循環型タオルブランド事業としてWellisを立ち上げるに至りました。   Wellisが誇る『極上の肌心地』 Wellisは、「優美で心地よい日々に~Graceful touch in everyday moments」をコンセプトに、時代と共に変わりつづけるくらしと向き合い、本当にくらしをより良くできる商品だけをつくっています。タオルの開発において特に探求したのは、極上の肌心地とタオルとしての吸水性です。コストや生産量を重視してエアジェット式織機を使うメーカーが多い中、Wellisでは織りの密度をより高め、職人の繊細な感覚をしっかりと反映できるイタリア製のレピア式織機にこだわっています。日本最高峰の技術力と希少なレピア式織機により、ふわりと舞い上がるような軽さ、肌にすっと寄り添うなめらかさ、離したくないほどのやさしさを実現できました。また、Wellisのタオルは、泉州タオルならではの後晒し製法で仕上げています。後晒し製法とは、織りの工程の最後に不純物を取り除き、漂白して水洗いする製法のこと。タオルを織る際に使用される糊や、糸にもともと付着している油分などをすべてきれいに取り除くことで、糸本来の吸水性を引き出し、肌触りの良いタオルを生み出します。   お客様の声から生まれた循環型のものづくり 商品開発を進める中でユーザーインタビューも実施。タオル購入において「捨てるのがもったいないという意識」「買い替え時期がよくわからない」「デザインやサイズが揃っていない」など、お客様が抱えるジレンマも抽出しました。お客様の課題を解決するため、タオルの劣化が起こる時期に、使い古したタオルを回収し、新しいタオルへの買い替えを自動化するサービスを考案。そのコンセプトに基づき、タオルの使用状況を把握するメンバーシップ、リサイクルやリユースを想定したボール紙のパッケージ、使用済み商品の返送用バッグなどを一連の体験としてデザインしました。   Wellisが目指すものづくり Wellisでは、商品を納品する一方通行のサプライチェーンではなく、会員制定期購入サービスによって収集した顧客データに基づき、地場産業と商品の改善や開発を行うフローを共有し、継続的に商品やサービスの差別化を実現するオペレーションを構築していきます。このような循環型のものづくりが確立することにより、地場産業を構成する多様な製造者に対して、受注予測に基づく計画製造による経営安定化と、新たな商品開発への挑戦機会の提供が可能になると考えています。私たちは循環型のものづくりを通じて、地場産業が陥りがちな「価格・コスト起点」のものづくりからの脱却を促進し、「価値起点」のものづくりへの進化を支援することで、地場産業の復興と職人の技術継承への貢献を実現していきます。「めぐるタオル」のサービスは2023年3月上旬を目処にローンチ予定

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130年以上の歴史と受け継がれる技術力。Wellisの『極上の肌心地』を叶える泉州タオル

130年以上の歴史と受け継がれる技術力。Wellisの『極上の肌心地』を叶える泉州タオル

2022.08.11 | Craftsmanship

Wellis(ウェリス)のタオルは、日本の2大タオル産地の1つである大阪・泉州で長年受け継がれてきた泉州タオルの職人と共に開発した商品です。 今回は泉州タオルの歴史や特徴、そして泉州タオルをもとに開発したWellisのタオルの特徴をお届けします。 あわせて読みたい 優美で心地よい日々を届けするライフスタイルブランド「Wellis」 Wellisは「優美で心地よい日々に〜Graceful touch in everyday moments」をコンセプトに、朝目覚めてから、眠りにつくまでの何気ないシーンの中で、肌に触れるタオルなどのアイテムを中心に揃えたライフスタイルブランドです。 泉州タオルの歴史 大阪府の南西部に位置する泉州地域は江戸時代から綿栽培が盛んな地域でした。綿織物の産地であり、手ぬぐいなどの産地でもあったのです。 日本に初めてタオルが入ってきたのは1872年。イギリスから輸入され、主に襟巻として一部の人に愛用されていました。 1885年には大阪の舶来雑貨商である新井末吉がドイツ製のタオルを入手し、日本でも需要が見込めると考え、白木綿業者である里井圓治郎にタオル製織の研究をすすめたことから泉州タオルがはじまりました。 1887年には、タテ糸、ヨコ糸、パイル糸の3種類を使って織り込むテリーモーションによるタオルの製織に成功し、里井圓治郎は日本タオル産業の創始者と言われるようになったのです。日本のタオルはこの泉州が発祥の地で、現在でも愛媛・今治地域と肩を並べるタオルの2大産地としてその伝統を受け継いでいます。 自然に恵まれた泉州地域 晒しの工程をはじめとして、タオルの製造には大量の水を使います。また品質のよいタオルを作るには不純物の少ない軟水が最適です。この泉州地域には和泉山脈を水源とする豊富な地下水があるため、約130年絶えることなくタオルを生産することができ、一大産地として発展しました。 泉州タオルができるまで 準備 タオルの基になる糸を紡績工場から入荷します。タテ糸は強度を高めて織りやすくするために「サイジング」といわれる糊付け作業をしていきます。 製造 糊付け後、乾燥させた糸は織機にセットされ、タテ糸とヨコ糸でタオル生地に織っていく製織工程を行います。織り上がったタオル生地は耳部分をミシンで縫い上げ、その後、糊や油分を取り除き白くする工程「晒し」に進みます。釜から取り出されたタオルは水洗いを繰り返し、不純物などが付着していないきれいな状態にします。その後、染色やプリントなど用途に沿った工程を踏まえ、最終的に乾燥させ仕上げに移ります。 仕上げ 1枚ずつのタオルに裁断し、ミシンでヘム部分を正確に縫い上げます。その後サイズ、色柄、織りの傷が無いか入念に検査し、出荷作業へ進みます。 泉州タオルの特徴 泉州タオルの一番の特徴は「後晒し製法」。後晒し製法とは、織りの工程の最後に不純物を取り除き、水洗いする製法のことです。織った後に「さらし」の工程を入れることで糊や糸の油分などをすべてきれいに取り除き、糸本来の吸水性を引き出せます。また後晒し製法によって不純物が取り除かれているため、とても清潔。おろしたてから安心してお使いいただけます。 Wellisのタオルならではの製法 約130年の歴史や伝統を誇る泉州タオル。Wellisでは、その中でも最高峰の技術を持つ職人たちと商品を共同開発しました。 さらに織り込み作業では、国内でも希少なイタリア製のレピア式織機を使用。コストや生産量を重視してエアジェット式織機を使うメーカーが多い中、Wellisでは織りの密度をより高め、職人の繊細な感覚をしっかりと反映できるレピア式織機にこだわっています。泉州地域の良質で豊富な水源と、約130年受け継がれる高い技術力により生まれた最高級のWellisのタオル。 朝起きてから夜眠りにつくまで、さまざまなシーンで肌と触れ合うものだから。使うたびに心が満たされるような最高の品質をお届けしたいと思っています。 おろしたてから味わえる『極上の肌心地』をぜひお試しください。

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