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優美で心地よい日々を届けするライフスタイルブランド「Wellis」
2023.10.24 | Craftsmanship
優美で心地よい日々を届けするライフスタイルブランド「Wellis」
目次

Wellisは「優美で心地よい日々に〜Graceful touch in everyday moments」をコンセプトに、朝目覚めてから、眠りにつくまでの何気ないシーンの中で、肌に触れるタオルなどのアイテムを中心に揃えたライフスタイルブランドです。

使うたびに心地よさを実感し、しあわせが広がっていくように。晴れやかなひとときが、積み重なっていくように。

そんな想いから、日本が誇る希少な技術を用いた、最高品質のものづくりにこだわり、『優しく美しい肌ざわり』を探求した商品やサービスを通じて、自分の肌と触れ合うたびに、しあわせな気持ちで満たされる「優美で心地よい日々」をお届けしています。

今回は私たちの想いや目指す姿、泉州タオルの職人と共に開発したWellisのタオルの特徴をお伝えしたいと思います。

 

「Wellis」に込められた想い

朝目覚めてから、眠りにつくまでのくらしの何気ないシーンで、心が満たされ、よりしあわせな気持ちになってもらいたい。

立ち上げた時の想いを、そのままブランド名でも表現したいと考えました。

「Wellis」には、英語の「Well-being」を元に「しあわせが満たされた状態」という意味を込めています。

ふわり舞い上がる軽さ、包み込むやわらかさ、肌になじむ優しさなど、ものづくりのこだわりも感じていただけるように。そんな想いから「Wellis」と名付けました。

今後も真摯に商品づくりに向き合うことで、このブランド名がみなさんのくらしの中でさらに親しみをもっていただけるよう、成長していきたいと考えています。

 

Wellisのタオルについて

くらしをより豊かにする商品の第一弾として『優しく美しい肌ざわり』を追求したタオルを、数年かけて開発してきました。

Wellisのタオルは、タオルの2大産地の1つである大阪・泉州で織られています。泉州は日本のタオル産業の発祥地であり、その歴史は130年を超えるほど。そんな泉州タオルの品質を守り続ける熟練職人と手を組み、市販品では実現できないような『優しく美しい肌ざわり』のタオルを一緒に目指し、さらなる品質向上に取り組み続けています。 

今回は、そんなWellisのタオルの特長をご紹介します。

 

Wellisのタオルの特長

『優しく美しい肌ざわり』を叶える糸

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タオルづくりにおいて糸は、仕上がりのやわらかさを左右するとても重要なものです。Wellisのタオルには、環境に配慮したサスティナブルコットンを採用しています。パイルにはピマ種という長い繊維のコットンにシルクコットンという白色度の高いコットンをブレンドしています。『優しく美しい肌ざわり』が叶う秘密は、この糸を、撚る回数が少ない、甘撚り(あまより)にしていること、通常のタオルの1/2の細さの40番手の繊細な糸で織りあげているからです。また、この糸は生産者の顔が見えるトレーサビリティを確保しています。

甘撚りの繊細な糸を使うこと、肌と環境のことを考えた結果、優しい肌ざわりが実現しました。

 

糸を活かす織りの設計と技術

craft

こだわり抜いた糸をどのように織るか。緻密な織りの設計とそれを実際に織り込む日本最高峰の職人の技術は、この商品において欠かせない要素です。

糸の選定や組み合わせ、パイルの長さや織り込みの密度を何度も試行錯誤しながら設計しました。さらにこの特別な糸は織り込む際にサイジングという糊付け作業が必要になります。

繊細で柔らかな糸にどうやって糊付けするか。ここでも何度もテストを重ね糊に関しては天然素材を採用し、素材にもこだわりました。そして織り込み作業には、職人の繊細な感覚をしっかりと反映できる国内でも希少なイタリア製のレピア式織機を使い、丁寧に織り込んでいます。

 

優れた吸水性のための「後晒し製法」とパイルの密度と長さ

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Wellisのタオルが吸水性に優れているのは、泉州タオルならではの後晒し製法による仕上げ、パイル密度と限界まで長くしたロングパイルがポイントです。

後晒し製法とは、織りの工程の最後に不純物を取り除き、漂白して水洗いする製法のこと。タオルを織る際に使用される糊や、糸にもともと付着している油分などをすべてきれいに取り除くことで、糸本来の吸水性を引き出し、肌触りの良いタオルを生み出します。

清潔かつ安心、安全に仕上がっているからこそ、商品がご自宅に到着した際は、おろしたての『優しく美しい肌ざわり』をお楽しみいただけます。

さらに、Wellisのタオルは甘撚りの繊細な糸で織密度を上げることにより、パイルの数を増やし、レピア式織機で丁寧に織り上げることで、パイルの長さを15mmと限界まで長くすることにも成功しました。量産型のタオルでは、タオル全体のパイルの割合は一般的には6割あれば多い印象を受けますが、Wellisのタオルはパイルの数とロングパイルのおかげで、74%をパイルが締めています。

ボリュームのあるWellisのタオルですが、きめ細やかなパイルの美しい風合いのボリュームある見た目からは想像できない軽さを実現し、吸水性の高いタオルに仕上がっています。

 

Wellisの目指す姿

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Wellisはタオルブランドではなく、くらしを提案するライフスタイルブランドであり続けたいと考えています。

日本には、世界に誇れる素晴らしい技術がたくさんあります。しかし、時代の変化と共に地場産業は徐々に衰退し、ものづくりの技術や基盤が未来に継承ができない状況に陥っています。

そこで私たちは、開発から、製造、販売、回収、再生まで、一連の流れに沿って、地場産業とお客様をつなぐ循環型ビジネスモデル「めぐるタオル」をデザインしました。

今後も、お客様にとって「優美で心地よい日々」とは何かを問いかけ続け、ものづくりを通じて、日本の地場産業の復興に貢献し、職人の技術を残していきたい。そして、本当にいいものをたくさんの人々に知ってもらいたい。

これからもWellisにしかできないものづくりに、ぜひご期待ください。

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