あなたにとって「心地よい日々」とは?
そう問われたら、なんて答えるでしょうか。
趣味の時間を大切にすること、心惹かれるものを選ぶこと、好きな人たちと過ごす時間を大切にすること…問いかけた人の数だけ多様な答えがありそうです。
Wellis(ウェリス)は、「優美で心地よい日々に~Graceful touch in everyday moments」をコンセプトに、くらしをより良くできる商品を提案したいと立ち上がりました。
この連載では、Wellisのアイテムを愛用するみなさんと語り合い、時代とともに変わりゆく「心地よい日々」について考える場にしていきたいと考えています。
第一回目にご登場いただくのは、スタイリストの長坂磨莉さん。日々を心地よく過ごすための工夫や、アイテム選びのこだわりについてお話を聞きました。
家を整えることで、自分の気持ちを整える
「私にとって家は『一番心地よく、自然体でいられる場所』。気に入ったものを気に入った場所に置いています」
ものに対して興味関心があり、いつかものを通してを発信する仕事がしたいと考えていた長坂さん。自身の思いを体現できるスタイリストを志し、雑誌の編集部に所属。その後、師匠のもとでアシスタントとして働き、2016年に独立しました。現在は、ライフスタイルやファッションなどの分野を中心に活躍しています。
職業柄、さまざまな生産背景を持つものと出合う機会が多い長坂さん。もの選びのこだわりを教えてくれました。
「デザインや手にした時の感覚でものを選ぶことも大切だと思っていますが、ものの背景や思いを知ること、生活に取り入れることで、どんなくらしになるか想像する楽しみも持っていたいなと思います」
今までも好きなものを意識的に選んではいたものの、タオル、ベッドリネン、洗剤など、改めて身近なアイテムを見直したそう。仕事だけでなく、くらしの中でも心惹かれるアイテムのみを厳選し、心地よい空間づくりを心がけています。
そんな長坂さんがつい手に取ってしまうのは、全身で心地よさを感じられるファブリックのアイテム。気分に合わせて纏えるところも魅力のひとつだといいます。また、気分を変えるためには、香りも必要不可欠な存在。香水、お香、ルームスプレーなど、さまざまな商品がある中、瞬間的に香るものが好みだそうです。
「1日の中でも気分はころころ変わります。そんな日常の中で、リラックスできるファブリック類や、瞬時に気持ちを切り替えてくれる香りを頼りに過ごしています」
表情のある色みに惹かれて。Wellisとの出合い
偏愛アイテムは数多くある中、タオルも好きなもののひとつ。ふんわりとしたものから、固さのあるもの、ワッフル地のものまで、これまでさまざまなタオルを試してきました。ですが、使用感が大きく変わっていくものも多く、理想の一品を見つけられずに迷った時期も。
そんな中、仕事を通じてWellisのタオルと出合います。
「タオルに初めて触れた時、肌触りがすごく気持ちよくて、わっと気持ちが昂ったのを覚えています」
その肌心地に心惹かれ、自分用と撮影用にバスタオル、フェイスタオル、ウォッシュタオルを購入。日常使いするものはネイビーで揃え、撮影で使用するものはすべての型を各色ストックしているそう。肌心地のみならず、色も購入の大きな決め手だったといいます。
「肌触りはもちろん、深く落ち着いたネイビーにも惹かれました。藍染めのような自然な色も好きですが、Wellisのタオルは畳んで並べた時など、角度によって表情が代わり佇まいも美しいなと感じます」
Wellisのタオルは、ナチュラルホワイト、ネイビー、グレーの3色展開。くらしになじみやすい色を選んでいます。普段からインテリアをシンプルに揃えている長坂さんの自宅にも、自然になじむ色だったといいます。
¥6,600(税込)
商品を見る使うたびに気持ちがいいと思えるタオル
Wellisのタオルを使用すること数ヶ月。実際に使用した感想を聞くと、こう答えてくれました。
「使うたびに気持ちがいいです。そして毎日、気分が上がります。Wellisのタオルは軽くてお風呂上がりにふわっと纏うだけで水を吸ってくれます。ヘムが少ない分、肌に触れる面が多くて贅沢だなぁと思いながら使っています」
お話を伺っている間も、心地よさそうにタオルに触れていた長坂さん。最後に、どんなシーンでタオルを使っているのか教えてもらいました。
「よくフェイスタオルを使っていて、お風呂上がりに新しいものをもう1枚出して肩にかけていますね。直接肌に触れるので、すごく気持ちいい。ウォッシュタオルは鞄に入れて外出時も使っています。このタオルでラグやピローケースがあったらなと勝手に想像をふくらませてしまいますね」
朝起きてから眠りにつくまで、何気なくすぎていくシーンは数えきれないほどあります。そんなこぼれ落ちてしまいそうな瞬間も大切にしながら、「心地よい日々」を追求する長坂さんの思想には、Wellisと共通するものがありました。
「くらしの中で見ている景色を、スタイリングの仕事でも取り入れたい」
空間をつくりこむお仕事が多い中、リアルな視点を忘れずに誠実に向き合う長坂さん。自分のくらしに真摯に向き合い続けてきたからこそ、たどり着いた信念なのかもしれません。
くらしの隙間にあるようなアイテム選びも妥協せず、本当に合う名品を探し求めるーーそんな小さなこだわりが積み重なり「心地よい日々」につながっていく。
長坂さんのお話を通して、そんな風に感じました。
<PROFILE>
長坂磨莉
スタイリスト。2016年に独立。広告、インテリア、雑貨、ファッションなどの分野で、雑誌やカタログを中心に活動中。
Webサイト:https://marinagasaka.com/
写真提供:長坂磨莉
取材・執筆・編集:とみこ