TOP JOURNAL タオル発祥の地・泉州 —— 130年以上続く歴史のはじまり

タオル発祥の地・泉州 —— 130年以上続く歴史のはじまり

2025.10.17 |
タオル発祥の地・泉州 —— 130年以上続く歴史のはじまり
目次

日本の2大タオル産地の1つである大阪・泉州。Wellisのタオルは、タオル発祥の地とされる泉州で、長年受け継がれてきた技術により生まれました。

なぜ泉州がタオル発祥の地となったのか、今回は泉州タオルの歴史についてお話しいたします。


泉州地域について

泉州は大阪府の南西部に位置しており、大阪湾と和泉山脈に接し、田園地帯に恵まれた気候温暖な土地です。
また、歴史や文化的資源、観光資源にも恵まれ、自然と歴史が詰まった地域となっています。



泉州タオルの歴史

泉州タオルには130年以上の歴史があり、泉州は日本のタオル発祥の地とされています。

1872年、パイル織のタオルが日本に初めて輸入されましたが、当時は非常に高価であったため、主に襟巻きとして使用されていました。

明治18年(1885年)、ドイツ製タオルを手に入れた舶来雑貨商・新井末吉は、タオル地が通常の織物よりも吸水性が高い点に着目し、日本でも需要が見込めると考えます。そして白木綿業者・里井圓治郎に製織の研究を勧めました。

その後の研究の結果、明治20年(1887年)にタテ糸・ヨコ糸・パイル糸の3種を用いて織り上げる、現在の製織方法(テリーモーション)によるタオルの国産化に日本で初めて成功しました。

1906年には大阪の佐野村(現・泉佐野市)でイギリス式タオル織機が導入されました。しかし、当時は手ぬぐいが主流だったため、タオルが広く一般に使われるようになったのは、西洋文化が浸透した大正時代以降です。


泉州でタオルが作られた理由

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泉州でタオル製造が根付いた背景には、タオルが日本に輸入される以前から手ぬぐいが広く普及しており、江戸時代初期より泉州地域が綿作や綿布生産の拠点であったことが挙げられます。
タオルと綿布はどちらも綿を原料とし、糊付けや製織、晒し、染色など多くの生産技術が共通していたため、綿布からタオル生産への転換が比較的スムーズに進みました。

また、タオル製造には晒し工程をはじめ大量の水が必要となりますが、泉州地域には和泉山脈を水源とする豊富な地下水があり、130年以上にわたり安定した生産が実現しています。



こうした歴史と環境のもと、泉州には高い技術力が脈々と受け継がれています。130年以上積み重ねられてきた確かな技術によって、Wellisのタオルは生まれました。

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