130年以上の歴史と受け継がれる技術力。Wellisの『極上の肌心地』を叶える泉州タオル

130年以上の歴史と受け継がれる技術力。Wellisの『極上の肌心地』を叶える泉州タオル

2022.08.11 | Brand

Wellisのタオルは、日本の2大タオル産地の1つである大阪・泉州で長年受け継がれてきた泉州タオルの職人と共に開発した商品です。 今回は泉州タオルの歴史や特徴、そして泉州タオルをもとに開発したWellisのタオルの特徴をお届けします。 泉州タオルの歴史 大阪府の南西部に位置する泉州地域は江戸時代から綿栽培が盛んな地域でした。綿織物の産地であり、手ぬぐいなどの産地でもあったのです。 日本に初めてタオルが入ってきたのは1872年。イギリスから輸入され、主に襟巻として一部の人に愛用されていました。 1885年には大阪の舶来雑貨商である新井末吉がドイツ製のタオルを入手し、日本でも需要が見込めると考え、白木綿業者である里井圓治郎にタオル製織の研究をすすめたことから泉州タオルがはじまりました。 1887年には、タテ糸、ヨコ糸、パイル糸の3種類を使って織り込むテリーモーションによるタオルの製織に成功し、里井圓治郎は日本タオル産業の創始者と言われるようになったのです。日本のタオルはこの泉州が発祥の地で、現在でも愛媛・今治地域と肩を並べるタオルの2大産地としてその伝統を受け継いでいます。 自然に恵まれた泉州地域 晒しの工程をはじめとして、タオルの製造には大量の水を使います。また品質のよいタオルを作るには不純物の少ない軟水が最適です。この泉州地域には和泉山脈を水源とする豊富な地下水があるため、約130年絶えることなくタオルを生産することができ、一大産地として発展しました。 泉州タオルができるまで 準備 タオルの基になる糸を紡績工場から入荷します。タテ糸は強度を高めて織りやすくするために「サイジング」といわれる糊付け作業をしていきます。 製造 糊付け後、乾燥させた糸は織機にセットされ、タテ糸とヨコ糸でタオル生地に織っていく製織工程を行います。織り上がったタオル生地は耳部分をミシンで縫い上げ、その後、糊や油分を取り除き白くする工程「晒し」に進みます。釜から取り出されたタオルは水洗いを繰り返し、不純物などが付着していないきれいな状態にします。その後、染色やプリントなど用途に沿った工程を踏まえ、最終的に乾燥させ仕上げに移ります。 仕上げ 1枚ずつのタオルに裁断し、ミシンでヘム部分を正確に縫い上げます。その後サイズ、色柄、織りの傷が無いか入念に検査し、出荷作業へ進みます。 泉州タオルの特徴 泉州タオルの一番の特徴は「後晒し製法」。後晒し製法とは、織りの工程の最後に不純物を取り除き、水洗いする製法のことです。織った後に「さらし」の工程を入れることで糊や糸の油分などをすべてきれいに取り除き、糸本来の吸水性を引き出せます。また後晒し製法によって不純物が取り除かれているため、とても清潔。おろしたてから安心してお使いいただけます。 Wellisのタオルならではの製法 約130年の歴史や伝統を誇る泉州タオル。Wellisでは、その中でも最高峰の技術を持つ職人たちと商品を共同開発しました。 さらに織り込み作業では、国内でも希少なイタリア製のレピア式織機を使用。コストや生産量を重視してエアジェット式織機を使うメーカーが多い中、Wellisでは織りの密度をより高め、職人の繊細な感覚をしっかりと反映できるレピア式織機にこだわっています。泉州地域の良質で豊富な水源と、約130年受け継がれる高い技術力により生まれた最高級のWellisのタオル。 朝起きてから夜眠りにつくまで、さまざまなシーンで肌と触れ合うものだから。使うたびに心が満たされるような最高の品質をお届けしたいと思っています。 おろしたてから味わえる『極上の肌心地』をぜひお試しください。

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日本の最高峰の技術を用いてしあわせを届けたい。ライフスタイルブランド「Wellis」

日本の最高峰の技術を用いてしあわせを届けたい。ライフスタイルブランド「Wellis」

2022.06.01 | Brand

Wellisは「優美で心地よい日々に〜Graceful touch in everyday moments」をコンセプトに、時代と共に変わりつづけるくらしと向き合い、本当にくらしをより良くできる商品だけをつくるライフスタイルブランドです。 使うたびに心地よさを実感し、しあわせが広がっていくように。晴れやかなひとときが、積み重なっていくように。 そんな想いから、日本の技術で生み出される最高品質のものづくりを探求しています。 今回は私たちの想いや目指す姿、そして第一弾の商品として発売を開始したWellisのタオルの特徴をお伝えしたいと思います。 「Wellis」に込められた想い 朝起きて眠りにつくまでのくらしの何気ないシーンで、心が満たされ、よりしあわせな気持ちになってもらいたい。 立ち上げた時の想いを、そのままブランド名でも表現したいと考えました。 「Wellis」には、英語の「Well」を元に「しあわせ」や「満たされた状態」という意味を込めています。 肌を包み込む時のやさしさや、触れた時のやわらかさなど、ものづくりのこだわりも感じていただけるように。そんな想いから「Wellis」と名付けました。 今後も真摯に商品づくりに向き合うことで、このブランド名がみなさんのくらしの中でさらに親しみをもっていただけるよう、成長していきたいと考えています。 Wellisのタオルについて くらしをより豊かにする商品の第一弾として『極上の肌心地』を追求したタオルを、数年かけて開発してきました。 Wellisのタオルは、タオルの2大産地の1つである大阪・泉州で織られています。泉州は日本のタオル産業の発祥地であり、その歴史は130年を超えるほど。そんな泉州タオルの品質を守り続ける熟練職人と手を組み、市販品では実現できないような『極上の肌心地』を一緒に目指し、さらなる品質向上に取り組み続けています。  今回は、そんなWellisのタオルの特長をご紹介します。 Wellisのタオルの特長 『極上の肌心地』を叶える糸 タオルづくりにおいて糸は、仕上がりのやわらかさを左右するとても重要なもの。洗濯を繰り返すことで糸は収縮して硬くなりますが、その収縮をできるだけ抑え、やわらかさを維持するために選りすぐった特別な糸を使用しています。 最高級スーピマコットンの中でもより繊維が長いものと、生産者の顔が見えるトレーサビリティや環境に配慮したコットンの2種をブレンドした特別な糸。甘撚り(あまより)で毛羽が少なく、ボリュームが出しやすいため、タオルのループも立ちやすいのが特長です。 Wellisではこの繊細な糸をパイル部分だけではなく、グランドの縦糸や抜きの横糸、ヘムなど、あらゆる部分に使った贅沢な仕様にしています。 糸を活かす織りの設計と技術 こだわり抜いた糸をどのように織るか。緻密な織りの設計とそれを実際に織り込む日本最高峰の職人の技術は、この商品において欠かせない要素です。 糸の選定や組み合わせ、パイルの長さや織り込みの密度を何度も試行錯誤しながら設計しました。さらにこの特別な糸は織り込む際にサイジングという糊付け作業が必要になります。 繊細で柔らかな糸にどうやって糊付けするか。ここでも何度もテストを重ねました。そして織り込み作業には、職人の繊細な感覚をしっかりと反映できる国内でも希少なイタリア製のレピア式織機を使い、丁寧に織り込んでいます。 優れた吸水性のための「後晒し製法」 Wellisのタオルが吸水性に優れているのは、泉州タオルならではの後晒し製法による仕上げがポイントです。 後晒し製法とは、織りの工程の最後に不純物を取り除き、漂白して水洗いする製法のこと。タオルを織る際に使用される糊や、糸にもともと付着している油分などをすべてきれいに取り除くことで、糸本来の吸水性を引き出し、肌触りの良いタオルを生み出します。...

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